出演
SUMI JO
スミ・ジョー
ソプラノ
ソウルで生まれ、
ソウル大学音楽学部を経てイタリアサンタチェチリア音楽院を卒業した。
ソプラノのチョ·スミはナポリ·ゾンタ国際コンクール、フランシス·ヴィオッティ国際コンクール、スペイン·ビニャス国際コンクール、南アフリカ·プレトリア国際コンクールなどの名声ある国際コンクールを優勝し、1986年イタリア·トリエステのヴェルディ劇場でオペラ<リゴレット>の「ジルダ」役で国際舞台にデビューした。 1988年にはチョ·スミのオペラ人生を世界トップの舞台に導く契機になったヘルベルト·フォン·カラヤンとの出会いは「神から授かった声」
「100年に一度出るか出ないかの声」という絶賛とともにザルツブルクフェスティバルのオペラ<仮面舞踏会>の「オスカー」役で大きな成功を収めた。
1993年イタリアでその年最高のソプラノに授与する<黄金雁賞(LaSiolad’Oro)>を、ヘルベルト·フォン·カラヤン、ゲオルグ·ソルティ、ジュビン·メータなどと共に珠玉のような名盤を残し、1993年リヒャルト·シュトラウスの<影のない女>でグラミー賞を受賞した。 2008年プッチーニ生誕150周年記念で<プッチーニ賞(ThePucciniAward)>を受賞し、2016年、彼女が歌った映画の主題歌「シンプルソング#3」が同年4月、イタリアのドナテロアワードで主題歌賞とアカデミーとゴールデングローブ主題歌賞にノミネートされ、世界的な注目を集めた。
2019年、イタリア政府が交流活性化に貢献した人々に授与する親善勲章と騎士(Cavaliere)爵位を受けた。
国際舞台の公演活動
ニューヨークリンカーンセンター、ウィーン、香港、チャルズブルグ、マーカー·ズン全世界の有名舞台で行われ、世界的名声の3大声楽コンクール英国BBC「カーディフ·シンガー·オブ·ザ·ワールド2017」の審査委員およびマスタークラスに参加し、ヤングタレント発掘にも力を注いだ。
社会活動
大きな意味を置いているチョ·スミは2018年、これまでたゆまぬ障害者支援努力の一環として進めてきた障害者車椅子ブランコ寄付活動を6回目にソウル市に寄付し、バチカン聖堂韓半島平和のための特別ミサ、困難に直面している子供たちのためのウィーンユニセフ慈善音楽会、赤十字慈善の夜、ローマコロシアムでアンドレア·ボチェッリ、エルトン·ジョンなど世界的なエンターテイナーが参加する慈善コンサート「CelebrityFightNightinItaly2017」などに参加するなどユネスコ「平和芸術家」活動を続けた。
2018年3月、平昌冬季パラリンピック広報大使として公式主題歌「HereasONE」を開幕式舞台で披露し、ロシアで開催した世界最大規模の「第1回ブラボーアワード」で「最高女性演奏家賞」を受賞した。 約40枚のソロアルバムを発売したチョ·スミは、2021年、世界舞台デビュー35年を祝い、イタリアの有名バロック演奏団イムジッチ(IMusici)と「LUX3570」アルバムを発売し、全国ツアー公演を成功裏に終えた。 世界中を飛び回って旺盛な演奏活動だけでなく、最近国際コンクール審査委員、マスタークラスなどへその活動領域を広げている。

HENNA MUN
ヘナ・ムン
ソプラノ
□ソプラノ歌手:henna.Mun/ヘナ・ムン
2021年マッキール大学シュリッチ音楽学校を卒業後、現在イギリスの王立音楽大学院在籍中
(RCM)Royal College of Music専攻:(soprano)
──────<受賞歴>─────
■Mus.、Performance(Voice)学位
声楽部門優秀功労賞
■カナダマッキール大学
マッキール学部賞(オペラ部門)
■ゲーリン·ガボール記念賞
■バート·グールド賞
[トロント財団キワンクラブ]
■バジル·コールマンオペラ賞
[西浦みどり奨学会支援]
他、数多くの音楽祭で1位を獲得。
─────<PROFILE>────
2022.6月、RCMシンフォニーオーケストラと共演、Lesnuitsd’été(ベルリオーズ)を歌唱。
2022.8月、ヴェルヴィエのオペラ「アトリエ·リリケ」に招待され、 ベルヴィエ·フェスティバルでドン·ジョヴァンニ(モーツァルト)の制作に携わった。
英国ケンブリッジでヴィヴァルディのグローリアとヘンデルのメシアのためのソプラノのソロ演奏者として公演するだけでなく、英国王立音楽大学と英国でも多くのコンサートに参加。
RCMオペラスタジオでパパジェナ(DieZauberflöte)と露の妖精(HänselundGretel)をカバーし、RCMオペラシーンスコンサートでアンナ(DielustenWeibervonWindsor)とアディナ(L’El’Elisirdamore)を演技。
追加公演には、ブラムのエンジェル·ドイチェ·レクイエム(RCMSymphonyOrchestra)、モーツァルトのC短調ミサ、ヘンデルのディグジットドミヌス等、ソプラノ独奏する。
今後、世界で活躍する期待のソプラノ歌手。

鹿内 芳仁
シカナイ ヨシヒト
テノール
1962年青森市生まれ 国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院オペラ専攻修了。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部2年次編入特待生 第13期首席修了。声楽を大谷洌子・田島好一・布施隆治・渡邊誠の各氏に師事。今まで主なオペラとして「コシ ファン トッテ」「魔笛」「フィガロの結婚」「セビリアの理髪師」「天国と地獄」「ヘンゼルとグレーテル」「ディドとエネアス」「ジャンニ スキッキ」など、イタリアのコモ市立劇場公演 ドニゼッテイ「オリーヴォとパスクァーレ」、藤原歌劇団公演で「イル カンピエッロ」(ドナ・パスクア女性役)東京室内歌劇場公演「おこんじょうるり」他「イドメネオ」「泥棒とオールドミス」の全曲をレパートリーとして持っている。
海外では92年チェコのヤングプラハ国際音楽祭、94年イタリアベルガモにてドニゼッティのオラトリオ演奏会、96〜04年香港日本人倶楽部合唱団チャリティーコンサート、99年世界交流基金事業トルコ・ベトナムで邦人創作オペラ公演、ニューヨーク国連本部ハマショルド講堂とカーネギーホールでの第九ソロ。日本海外演奏協会でのイタリア・ドイツ・オーストリアにて日本歌曲公演に参加する。他「メサイア」「マタイ受難曲」「モーツァルトレクイエム」プッチーニ「グローリアミサ」などの宗教曲ソロを歌う。
現在
日本オペラ振興会藤原歌劇団団員
国立音楽大学附属高校声楽講師
日本演奏連盟会員
日本合唱指揮者協会会員

和田 茂士
ワダ シゲシ
バリトン
国立音楽大学卒業、同大学院修了。「フィガロの結婚」のフィガロ役でオペラデビュー。その後ミラノへ。イタリアでもオペラやコンサートに出演。「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールをはじめ、ブゾーニ作曲「アルレッキーノ」のマッテオ、オッフェンバック作曲「天国と地獄」のジュピター、プッチーニ作曲「蝶々夫人」のシャープレスなど幅広い役柄でも好評を得ている。その他、野外ステージにおける西本智実指揮ベートーベン「第九」やハイドン「戦争ミサ」(B・ラルマン指揮)、ブルックナー「テ・デウム」、モーツァルト「戴冠ミサ」(B・スルツァー指揮)フォーレ「レクイエム」など宗教曲のソリストとしても各地で活躍。東京スカイツリー完成記念の両国国技館におけるベートーベン祝祭劇「献堂式」に出演し、同年イタリアのアレッツォにおいて「フィガロの結婚」と「蝶々夫人」(S.パリアーニ指揮)にも出演し好評を博した。
玉川大学芸術学部講師。
国立音楽大学附属中学・高等学校講師。

演奏

一般社団法人東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
常任指揮者 松岡 究